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2017年04月05日号

MCS 新社長に山本氏

GH 国内シェアトップ獲得へ

 MCSは、1999年にさいたま市で創業。認知症高齢者対応のグループホーム「愛の家」や介護付有料老人ホーム「アンサンブル」「ファミニュー」などを運営。2017年3月末には、グループホームが250棟、全事業所数は全国27都道府県で285事業所となっている。また、国外では有料老人ホーム運営や開発コンサルティングなど、中国、東南アジアを中心とした事業を推進している。
 山本新社長は、2006年に同社へ入社。執行役員経営企画室長、常務取締役海外事業統括部長を経て、2016年4月に専務取締役に就任。同社では、経営企画責任者として、事業戦略立案、M&Aに携わるほか、グループホームや有料老人ホームをはじめとする国内介護施設の運営・管理の統括責任者などを歴任。同社の主要事業を牽引してきた。
 2010年より海外事業統括責任者として中国、東南アジアでの事業推進を担い、中国南通市に開設した介護施設は、昨年黒字化を実現している。今年は、中国広州市とマレーシアに介護施設の開設を予定しており、さらに主力事業であるグループホームにおいては、国内シェア第1位の獲得を見込んでいる。