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2017年04月12日号

銀座メディカルがM&A 茨城県に初進出

 銀座メディカル(東京都中央区)の子会社、日本ライフデザイン(同千代田区)は3月31日、ケアネット(茨城県笠間市)の100%子会社、ケアハーモニー(茨城県水戸市)の全株式を取得した。茨城県へ介護事業の拡大を目指す。 

 

 日本ライフデザインは現在、神奈川県9拠点、千葉県2拠点、埼玉県1拠点で介護付有料老人ホームやショートステイ、デイサービス、グループホームなどを手掛けている。湖山医療福祉グループである銀座メディカルの100%子会社だ。

 このほど、茨城県水戸市で介護付有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、小規模多機能型居宅介護事業所、認知症対応型デイサービス、訪問介護事業所各1棟などを展開するケアハーモニーを孫会社化する。M&Aについて「日本ライフデザインがこれまで積み上げてきたノウハウに、ケアハーモニーの水戸市における実績を融合して、茨城県での事業拡大の足掛かりとする」(銀座メディカル高倉鉄夫社長)考えだ。

 

 なお、ケアハーモニーの孫会社化に伴い、生田目昌社長は退職し、日本ライフデザインの高橋純人取締役事業部長が新社長に就任する。