関西電力(大阪市)と関電セキュリティ・オブ・ソサイエティ(同)は、京阪ホールディングス(同)が保有する京阪ライフサポートの全株式にあたる4000株を取得。4月11日に株式譲渡契約を締結し、連結子会社とした。また、今後必要な手続きを踏まえ、社名を「かんでんライフサポート」に変更する。
2002年に設立した京阪ライフサポートは、大阪府枚方市にある京阪ホールディングスの介護サービス会社。在宅介護・看護、訪問入浴、福祉用具貸与・販売、デイ、介護付有老などを運営し、ヘルパー養成も行っていた。もともとは2000年4月1日の介護保険制度スタートに合わせて京阪宇治交サービスが1999年9月20日に「バスビィ介護サービス」の名称で、事業所を枚方市と宇治市に開設。その後、寝屋川市駅の高架化工事後の高架下にも開設。2002年に介護事業を独立させ運営するために京阪ライフサポートを設立し、京阪宇治交サービスから介護事業を引き継いでいる。
今回の取得について関西電力は「当社グループの介護事業の充実を図った。今後、介護を含めた生活関連サービスの提供を通じて、安心、快適、便利な暮らしの実現をサポートしていく」とコメントしている。
